せえらあ服を脱がさないで! (言うまでもなくパラレルです) カーテン越しにぽかぽかした日が差し込むが、薄暗い午後の空き教室。 今日の時間割はこれがラスト。 丁度自分の授業がない時間に、学生の本分をエスケープした生徒に呼び出され、行ってやれば… 「遠藤先生…」 学園一のいじめられっこが、恨むような、縋るような上目遣いで俺を見る。 コイツの名は伊藤カイジ。男子校なのに学園で唯一、セーラー服の着用を義務付けられている生徒である。 普通に考えれば『校則違反』だが、生徒会の自治に任せている範疇で行われていることであり、また、うちとはかけ離れた名門男子校で、『ひめシステム』を採用して、成功している例もあるからと、黙認されている。 もっとも…学園も生徒会も、ある権力に逆らえないというだけの話なのだが… 「またか…」 正直困る…こちとら一応、教育者なんだしな。だが、爆弾を抱え込むスリルに、俺は既に焼かれていた。 「いいぜ。いくらだ?」 「今月は…じ…じゅう…」 自分に対する不甲斐なさのためか、全部言い切れないうちに顔を覆ってしゃがみこみ、泣き出してしまう。 カツアゲだとしたら、ガキのいたずらのレベルをはるかに超えていて、大問題になる…が、コイツの場合、自業自得。 もっとも、生徒同士のギャンブルにしては、確かに掛け金は大きいとは思うが… まったく…元手もないくせに、負けるとわかってるギャンブルに、どうして突っ込むのか… 俺は入り口をロックした。 普通教室には、二ヶ所出入口があり、また、廊下側にも窓があるが…もともと少子化の影響で余った空き教室で、普段はすべて鍵がかかっている。呼び出されたためにわざわざ開けてやった入り口を閉ざしてしまえば、二人きりの密室… 未だにえぐえぐと泣いているセーラー服の肩に手を置くと、カイジはビクっと、体を震わせる。 「な…なぁ……あとでちゃんと現金で返すっ…だから…」 ククッ…お願いのくせに、涙目のまま睨みつけてきやがる。これだからコイツはたまんねぇ… 「そういうことは、一度でもちゃんと現金で返してから言おうな、伊藤カイジ君?」 グッ…と言葉を詰まらせるカイジをそのまま床に押し倒した。 弾みでガタガタと机が動き、週に一度ほどしか掃除しない教室の細かな埃が、淡く差し込む日光に煙る。 スカートの裾をめくると…ガーターベルトに、今日はいちご柄のちっこいパンティー…前回の、やっぱりガーターベルトに総レースも良かったが、このアダルトとロリータのアンバランスなコントラストも捨てがたい… けっ、あいつらガキのくせに、いい趣味していらっしゃる。 反射的に裾を押さようとするカイジの手首を強く握り、それを阻止しつつ…耳元で、「また縛られてぇか?」と、優しく脅迫してやれば、しばらく逡巡するように、その体は強張り続けたが…心の中で諦念が抵抗を上回ったように、不意にくたりとおとなしくなる。 膝で足を割り、じたじたとあがく行儀の悪いあんよを押さえ込みつつ、幼すぎるいちご柄の下着をずらせ…たわわに実った果実に手を添えてみれば、既にバナナは硬く反り返り、その先端には早くもフレッシュいちごが顔をのぞかせている。 「このスキモノが」 「ちが…っ」 確かにそうなりたくてなったんじゃあるまいが…… 哀れと思う反面、泣き出しそうになりながら、頬を紅潮させているのを見ると、かわいらしくてたまらなくなり、教え子のガキどもと同じように、いじめたくてたまらなくなってしまう。 「違わねぇだろ?男だったらこんなところいじくったって、せいぜいくすぐったがるのが関の山だってぇのに」 短いセーラー服の裾から手を差し入れて、腹を撫でつつ胸の方へ進出し、ガキどもの悪さでつけさせられたブラジャーをずらして、淡く色づいた部分を、優しく撫でたりつまんだりを繰り返してやると、「やっ…」と、可愛らしい声をあげるのを必死で噛み殺す。 淫らな体とこの恥じらい…ガキどものいじめがエスカレートするのもわかる。 先ほどはなにもなかった頬に、淡く一本の線が浮き出していた。興奮して皮膚が桜色に染まってくると、化粧彫りのように浮かび上がってくる古い傷痕… その頬の傷を唇で触れ、滑らせるようにして、髪に隠れてわかりにくいが、同じように浮き出している耳のあたりの傷も、唇で愛撫する。 「やっ…ダメ…だっ…」 指にまで同じようになる傷があり、最初に発見したとき聞いてみれば、何の傷痕なのか、本人にもわからないそうだが…感度がいいことは大歓迎。 ただ、ほっぺたやら指やらはばれちまうだろうが…せめて髪に隠れてるこれは、俺だけのもんだと嬉しいんだがね。 せわしなく喘ぎを漏らす、濡れて薄く開いた唇に、誘われるように口づける頃には、いつもこっちの余裕もなくなる。 それにしても…嫌がってるくせに、キスだけはやけに積極的テクニシャン…口唇期のあまったれなのか、なんなのか… 外から聞こえる体育の号令の雰囲気からして、あんまり悠長に楽しんでる時間はないらしい… カイジの足から、いちごのパンツを左足からだけ脱がせ、右足太腿に引っ掛けたまま、その半身を起こさせて、今度はこっちがスラックスを下着ごと、使用する部分まで脱ぎ、床に横になる。 「とうとう二桁の大台に乗せやがって…『いつも同じじゃ芸がない、遠藤先生に申し訳ない』って思わねぇか?」 「………?」 羞恥心を快感におぼれることでごまかして、思考がストップしてるらしい。潤んだ瞳で仔犬のように小首を傾げてる。 あどけなさと妖艶さ…みだれたセーラー服と、ぺたりと座りこんだ太腿に丸まった下着が、やけに生々しくなまめかしい。 「たまにはお前が上になって、サービスしろって言ってんだよ」 これには頬の傷がわからなくなるくらい、顔を赤くした。 わなわなと震え、目を大きく見開いて、口をあけたり閉じたりと、何か言いたげにしていたが…結局、何か言える立場でないことを理解したのか、這うようにして進んでくると、俺の下腹部にまたがり、臨戦態勢の俺のジュニアを、自分の後ろに押し付ける。 フレッシュいちごから滴る果汁が後ろまで滴り届いていたし、俺のナニも、早く鞘に納まりたがって泣いているから、濡れてることは濡れているが…女とは構造が違うのだから、慣らしていないところにそれは、かなりつらいらしく、まだ、ほんの少ししか飲み込んでいないのに、カイジはつらそうにギュッと眉根を寄せる。 かわいそうで、それで許してやりたい気持ちと、体勢を入れ替えて、乱暴にガンガン突き上げたい凶暴な気持ちが自分の中で渦巻いている。 額から汗の滴を迸らせ、なんとかその身に遠藤の分身を納めると、カイジは「ほぅ…」と、深いため息を漏らした。 じっくりと割り進む過程も、締め付けられる感覚も悪くない…もっと時間があれば、それをゆるゆる楽しんでいてもいいのだが… 「どうした?早くしねぇと、授業、終わっちまうぞ?…今日じゃなかったっけか、ここの掃除…」 聴いた瞬間、泣きそうに顔が崩れかけたが、それも一瞬…カイジは遠藤をキッ…と睨みつけ…そして覚悟を決めたように、腰をゆすり始める。 セーラー服の下から再び手を入れて、カイジの胸を可愛がってやる。 感じると可愛らしい吐息と共にキュンキュン締まるのはいいのだが、ほんの少しなにかが物足りない。 「サービスってのは、ビジュアルも大事だよなぁ…」 「もぉやだ…っ」 言葉と態度は完全に裏腹。吐き捨てるように言うなり、カイジはスカートの裾を咥えてみせる。 案外、これで喘ぎがふさがれて、本人には都合がいいのかもしれないが…それでも、たわわな果実を震わせながら、自分から必死で腰を振ってみせる様子は、なかなかに眼福。 密やかに漏れる喘ぎと、肉がこすれる音…グラウンドから聞こえる、生徒のふざけあうような歓声を遠くに聞きながら、果てるのは二人ほとんど同時だった。 シャツの腹の辺りを、白い蜜で汚された…上着で隠れるから、まあいいが…などと思っていたら、カイジが自分から、自分のそれをちゅうちゅう吸って、染み抜きをし始める。 「…おまえ、そこまでしなくて…」 全部いい終える前に、カイジが飛び掛るようにしてキスしてきたのには、さすがに驚いた。 「えんど…えんどうせんせ……」 俺の名前をひたすら呼びながら、顔をぐしゃぐしゃにして泣いている。 セーラー服やスカートのあちこちについた埃を払ってやりながら、「どうした?」と聞けば、「他のやつらとこんなこと…やりたくない」と、一声だけ呟いて、また再び泣いた。 チャイムが鳴れば放課後…理事長の坊ちゃんとそのお仲間に、カイジが慰み者にされる時間である。 「今日は元金が返せるんだから、利息がわりのあれやこれやも、少しは楽だろう?」 慰めにもならないことを言ってしまうのは、俺自身がそう思いたいだけなのかもしれない。 だが…どんなに愚かであろうと、やはり自分で撒いた種は自分で刈り取ることになるということを、学校という閉鎖社会でしっかり刻み付けておかなければ、社会に出たとき、こいつは絶対生き残れない… 一通り泣いたら、少し気が晴れたのか、カイジは俺の背中をぱたぱたとはたき出す。どうやらさっき俺が埃を払ってやったことのお返しらしい。 そうこうしてるうちに、終業を知らせるチャイムが鳴る。 「…カイジ…あのな…」 「…ん?」 「がんばれよ」 柄にもないことを言ってしまったことに、すぐ後悔したが、それでもないよりはマシだったのか… 「ん…」 カイジは小さく微笑んで、俺に背中を向けて教室を出て行ってしまう。 「さて…」 情交の名残で、なにやらだるいが、教室をそのままにしておくわけにもいかないので、一人虚しく、乱れた机の列を直す。 あまり楽しい作業ではないが、それでもカイジの心は俺のものらしいということが胸を満たし…奇妙な充実を憶えていた。 あとがき 某様絵茶拝観料その2… 参加された方、その節は大変おせわになりました。ネタ、おいしく頂きました! お礼代わりになっておりますかどうかはわかりませぬが、こんな感じで… ちなみに学園の権力者は理事長の息子カズヤ坊ちゃん率いる不良グループ(古い)。構成員は佐原と坊ちゃん取り巻き黒服、そしていじめられっこが転じた45組。マスコットは学園の母体企業帝愛が試作した『ごーやしょくたろう』…キーキー鳴くよ! 不良グループによる、カイジ陵辱編は、どなたか書(描)いて〜と思いつつ…でも雀祭で似たようなの、たくさん出てたのかも…と思うとじたじた… |