獲らぬ狸の妄言

ある日の遠藤金融…
新人Aは社長である遠藤に、物置状態の資料室に連れ込まれた…新人Aがちょっとドキドキしたのは内緒である。
 社長より、なにやら液体の入った安手のピンクのプラスチック容器を手渡され一瞬だけローション?と面食らう新人Aだが、蓋を開ければツーンと刺激臭。マニキュアの除光液である。
「数が多くて悪いがネームを全部消してくれ」
 積み上げられているダンボール箱のうちの一つを開けてみせる遠藤。そこには『遠藤金融』と名入れ済の販促用ボールペンがぎっしり。
「えーっと、せっかくネーム入りなのにもったいなくないですか?」
 新人Aの疑問ももっともであるが、遠藤の言い分はこうだった。
「ティッシュならまだしも、金融屋のネーム入りのボールペンなんぞ、客の家庭崩壊の元だろうが!受取利息を大事に育てにゃならんのに、早期に家族にバレて親戚とかから融通されてさっさときれいにされたら、うちはおまんまの食い上げだ」
 新人A、その言い分はわかるような気もするが、根本的疑問が一つ。
「じゃあどうしてネーム入りボールペンなんて作ったんですか?」
「ホントはな……販促ティッシュ一年分、狙ってたんだよ。だがな、当たっちまったのがコレでな……」
 どうやら帝愛のパーティのビンゴかなにかの景品だったらしいが、新人Aはまだ、そのあたりが良くわからない。ただ、遠藤がフルフルとこぶしを握りしめ、震えている様子に、どうやらあまり触れてはならない話題だったかと、ちょっと顔を引きつらせ、話題を変える。
「えーと、じゃあ、その箱から出てるやつから先にやりますよ?」
「あ、いや、それはいい。それは俺専用だ」
「は?」
「いや、なんかそれは人様の手に触れさせてはいけないようなオーラがな……」
「はぁ……」
 新人Aはよくわからないまま生返事で、ダンボール箱のボールペンの文字を消す作業に入った。

 さて…ところ変わって帝愛地下。ここは帝愛グループで使う販促グッズを作る工場である。その中の物置的存在の密室に、なぜか会長である兵藤の息子…和也と、命ギリギリでないと才能を発揮できないダメギャンブラーカイジがふたりっきり…しかもカイジは縛られている様子。どうやらなにかのプレイのようだが…

和「ほら、アンタの大好きな遠藤金融の社長さんが使うかもしんねぇんだから、もっと喜んで受け入れなよ」
カ「誰がそんな…うっ……」
和「そんなこと言って、穴の方はボールペンなんかでつつかれてずいぶん嬉しそうじゃねぇか」

 遠藤がより分けておいたボールペンはこういった用途に使われた後のものだったらしい…

 さて、カイジさんがボールペンを受け入れた場所はどこでしょう?

 1.口 2.鼻の穴. 3.耳の穴 4.下半身のどこか

※ 実際にこのボールペンをご自宅等で使われる際は、『遠藤金融』のシールを剥がして使われることをおすすめします。

                              獲らぬ狸の妄想狂


2008.9.14ギャンブルクルーズ配布のボールペン包装紙より。

今年2月のカイジオンリで配ったティッシュが途中で切れたので、今回はちょっと多めに作ったら、余ってます(H20.9.26現在)。
だもんで、サイトに上げるのはもう少しあとにしようかとも思いましたが、細長く折ってあるので読みづらいわ、そもそも内側に仕込んであるので、配布した人でも気づいてない人が多そうだわ(ヘタするとミスコピーの紙に包んであるとか思われてる可能性もある…)で、とりあえずあげときます。
この枠がやたらタテに細長いのは、雰囲気に近づけてみようという結果だったり…
しょうもないネタですが、このときはあたしがマンガを描ける人だったらよかったのになあ…とつくづく思いました。(6コマくらいになりそげですが)

以前ブログにも画像を上げましたが、実物はこんな↓感じです。




軸透明・芯黒×半透明シール=目立たないことこの上ない(ついでに写真がなにやらガタガタになった…)
「まごころと信頼の 遠藤金融」というシールが貼ってあります。転写とかもいろいろ考えたんですが、ミクロの作業に向かないぶきっちょなので、まぁこういう形に。